天理大学杣之内キャンパスにて、5月29日より「ゆるラン教室＠天理大学」が始まりました。

この活動は、文部科学省の平成30年度「私立大学研究ブランディング事業」に採択された本学の事業「天理大学スポーツブランドを活かした地域のスポーツ・運動・健康づくり研究拠点の形成」における、地域スポーツ研究部門の「女性スポーツの振興」ユニットが展開するもので、今年度は、天理大学の女子学生や女性教職員を対象に開催し、次年度以降には対象者を天理市民に拡大することを想定しています。

5月29日に開催された第1回目の「ゆるラン教室」では、ランニングの基礎講座に加えて、目標のひとつである奈良マラソン10kmについての説明が行われました。
第2回目となった6月12日はランニングの実践練習を開始。キャンパス内の約4kmのコースを30分かけてランニングしました。

参加者20名の中には、日頃、運動不足を感じている人も多く、練習開始にあたって、「ゆるラン教室＠天理大学」の講師を務める国際学部の上谷聡子講師が、「ランニングは手軽に取り組める運動。まずは走ることを楽しんでほしい」と参加者に伝えました。

30分間のランニングを終え、心地よい汗を流した参加者の表情には、充実した笑顔が見られました。

「ゆるラン教室」の終了後にも継続して運動を実践していくことが、地域の女性たちのスポーツ意識向上への第一歩となります。「ゆるラン教室＠天理大学」は、今後も11月末まで月に一度開催し、自立したスポーツ・運動実践者を育てていく予定です。